今までの太陽、月、水星、金星、火星までは個人天体で、個人の性質、資質を表します。
社会天体は、社会(外部)からの影響です。
個人の意志に及ばない所から影響を与えてきます。
【木星】
★主な年齢域(強化されやすい時期)→ 46歳~55歳
★公転周期 → 約12年
★逆行 → 1年ごとに約4か月間
★支配星座 → 射手座
★人物 → 法律家、哲学者、聖職者
★象徴 → 幸運、発展、拡大、成長、可能性、寛容、高い精神性、楽観、支援、思想、宗教、贅沢、過剰、惰性
火星期では、社会で自分のやりたいことを発揮し、
木星期では、自分に対しても人に対しても寛容になれる時期といえるでしょう。
木星は、何事も「拡大していく」天体です。
なので、木星といえば幸運をもたらすイメージがありますが、
マイナスに働く場合はルーズになったり、過剰になったりします。
木星は社会との関りで感じる幸運を表します。
幸運というと金星も思い浮かびますが、
木星は法律や哲学も象徴するので、金星よりも高尚、崇高な部分を含みます。
例えば、結婚の時期をみる時。
結婚は一見個人レベルの問題ですが、「結婚」という社会の制度に乗っかる事でもありますよね。
その人にとって特に発展が見込める分野がわかります。
例えば。
私は11ハウスに木星があります。
11ハウスは同じ意志を持つ人達、研究会、サークル活動などを表します。
木星は拡大し、また高尚である事も表すので、ここに木星があるというのは、
そこでの人脈が広がり、また自分よりも地位の高い人とのつながりが多くなることを示します。
今のところまだ実感はないですが、木星期に恩恵が感じられるように、日々頑張らないといけません(*'▽')
相性の観点からみる「木星」
木星は拡大、寛容、発展させるので、
関わる天体を文字通り拡大させたり、受け入れます。
例えば、自分の太陽と相手の木星が良い角度をとっていた場合は、
自分はその相手といることで、受け入れてもらえたり援助してもらえるので、何かと物事が上手く進みます。
ハードな角度をとっている場合は、木星側が太陽側を過剰に寛容=甘やかしてしまうこともあるでしょう。
また、自分の金星と相手の木星の場合、自分の金星の楽しさや幸福感をさらに広げてくれる相手となるでしょう。
金星なので経済面も期待できますね💰お金、大切・・・
ハードアスペクトの場合は、先程の太陽と同じく過剰な寛容、甘やかしとなりそうです。一度でいいから過剰なくらい甘やかされたいわー
金星なので、木星側が貢ぎすぎてしまうこともあるかもしれませんね💦
以上、良くも悪くも【拡大】させる木星でした☺
十綺 夕愛
とおきゆあ