苦しい事も幸せの糧にする占星術

天体の役割【水星】

 

f:id:yuua08:20210923200752g:plain

【水星】

★主な年齢域(強化されやすい時期)→ 8歳~15歳位

★公転周期 → 88日(12星座を約1年かけて一周。約1週間から約2ヶ月半で1つの星座を通過します)

★逆行 → あり(約4か月毎に約3週間逆行)

★支配星座 → 双子座、乙女座

★人物 → 兄弟姉妹、青年、知識人、先生

★象徴 → 思考、言語能力、言語活動、コミュニケーション(能力)、知性、情報、通信、流通、記憶力、仕事の仕方、国内旅行や引っ越し(近場の移動)

 

 

水星は太陽系の中で最も小さい天体です。

太陽から一番近く、ホロスコープ上では28度以上離れることはありません。

月の年齢域(0~7歳)までは、まだ保護された無意識の中にいますが、

この水星期には、学校に通うようになり義務教育期間(知識、知恵、適応能力を得る)に入ります。

 

支配星座は2つあります。

双子座は、教養や知識の収集&拡大に、

乙女座は、秘書のような実務能力に関係します。

 

コミュニケーションの仕方を水星でみると言われていますが、水星自体は意思を持ちません。

自身が持っている個性や感性をアウトプットするための思考・表現に作用します。

思考そのものと言った方が分かりやすかもしれません。

意思が加わる場合は、太陽等の他の天体が絡んできます。

 

例えば、社会生活や初対面の人と会話するとき等は、

嬉しいとか悲しいの感情(月)よりも理性(思考)が勝っていますよね。

このような場合のコミュニケーションは太陽(公の自分、意思)が絡み、

水星(思考)が作用してコミュニケーションをとることになります。

また、大勢の前で演説する場合などは『情熱』をもって発信する『行動』

悪口を言うときは『攻撃』。

これらには「情熱、怒り」を表す火星も絡んできます。

 

なので、何でもかんでも『全てのコミュニケーションは水星そのもの作用だ!』

という訳ではありません。

 

相性の観点からみる「水星」

あまり恋愛や夫婦関係では注目されない水星ですが、

一緒にビジネスをやる場合などは、この相性がかなり重要になってきます。

お互いの水星同士は、

両者の考え方がマッチするか、意志疎通が上手く行くか?

また、太陽水星なら、

太陽側(目的意識、目標達成)に対して、水星(思考、コミュニケーション、実務能力)良い協力者&サポート役となれるかどうか?

を見ることが出来ます。

 

これは、夫婦関係でみるならば、、、

夫の太陽(目的意識)と、妻の水星(思考)が合わない場合、

「え?何で〇〇するのにこの思考回路??△△した方が効率良く出来るのに」となったりします。

 

十綺 夕愛

とおきゆあ