【水星】
★主な年齢域(強化されやすい時期)→ 8歳~15歳位
★公転周期 → 88日(12星座を約1年かけて一周。約1週間から約2ヶ月半で1つの星座を通過します)
★逆行 → あり(約4か月毎に約3週間逆行)
★支配星座 → 双子座、乙女座
★人物 → 兄弟姉妹、青年、知識人、先生
★象徴 → 思考、言語能力、言語活動、コミュニケーション(能力)、知性、情報、通信、流通、記憶力、仕事の仕方、国内旅行や引っ越し(近場の移動)
水星は太陽系の中で最も小さい天体です。
太陽から一番近く、ホロスコープ上では28度以上離れることはありません。
月の年齢域(0~7歳)までは、まだ保護された無意識の中にいますが、
この水星期には、学校に通うようになり義務教育期間(知識、知恵、適応能力を得る)に入ります。
支配星座は2つあります。
双子座は、教養や知識の収集&拡大に、
乙女座は、秘書のような実務能力に関係します。
コミュニケーションの仕方を水星でみると言われていますが、水星自体は意思を持ちません。
自身が持っている個性や感性をアウトプットするための思考・表現に作用します。
思考そのものと言った方が分かりやすかもしれません。
意思が加わる場合は、太陽等の他の天体が絡んできます。
例えば、社会生活や初対面の人と会話するとき等は、
嬉しいとか悲しいの感情(月)よりも理性(思考)が勝っていますよね。
このような場合のコミュニケーションは太陽(公の自分、意思)が絡み、
水星(思考)が作用してコミュニケーションをとることになります。
また、大勢の前で演説する場合などは『情熱』をもって発信する『行動』。
悪口を言うときは『攻撃』。
これらには「情熱、怒り」を表す火星も絡んできます。
なので、何でもかんでも『全てのコミュニケーションは水星そのもの作用だ!』
という訳ではありません。
相性の観点からみる「水星」
あまり恋愛や夫婦関係では注目されない水星ですが、
一緒にビジネスをやる場合などは、この相性がかなり重要になってきます。
お互いの水星同士は、
両者の考え方がマッチするか、意志疎通が上手く行くか?
また、太陽と水星なら、
太陽側(目的意識、目標達成)に対して、水星(思考、コミュニケーション、実務能力)が良い協力者&サポート役となれるかどうか?
を見ることが出来ます。
これは、夫婦関係でみるならば、、、
夫の太陽(目的意識)と、妻の水星(思考)が合わない場合、
「え?何で〇〇するのにこの思考回路??△△した方が効率良く出来るのに」となったりします。
十綺 夕愛
とおきゆあ