天体の役割【金星】
【金星】
金星は恋愛、お金、趣味にそのサイン(星座)が良く表れます。
美に関する事も表すので、ファッションにも表れますね。
支配星座は2つあります。
牡牛座は物質的な楽しみ(所有すること等)、自分基準の美しさを重んじる。
天秤座は、交遊関係他人と関わることの楽しみや、自分基準もあるにはあるが、どちらかというと他人基準の美しさを重んじる。
違いはあれど、どちらも《美》を司りますね。
月の年齢域では無意識でしたが、そこに水星の「知性」が加わり、さらに金星の感性が加わります。
金星も月と同様「受動的」な天体です。
どのような状況で「喜び・幸福感」を感じるかが、この金星のサイン(星座)を見れば分かります。
また、金運をみる時も金星はとても重要です。
人や状況によって表れ方は様々で、
恋愛運に表れる時もあれば、金運に表れる時もあります。
例えば、占いで「出会いのチャンス」と言われても何もなくても、
宝くじが当たった!とか、臨時ボーナスが入った!等があった場合は、
その人は恋愛ではなく、お金に表れたという事になります。
相性の観点からみる「金星」
男女の相性において金星はとても重要な天体です。
受動的な天体なので 男女ともに、「受けとる愛情の好み」を表します。
どのような愛情表現をしてくれたら幸せか、金星のサイン(星座)によって違ってきます。
また、男性のホロスコープでは「好きな女性のタイプ」を表します。
月は「理想の妻像」、金星は「好きな女性のタイプ」なので、
男性のホロスコープで、月と金星のサイン(星座)が一致、もしくは一致はしていなくても同じエレメント(例えば火の星座×火の星座など)の場合は、
奥さん=そもそも自分の好きな女性のタイプか、それに近いという事になるでしょう。
例えば.…
これは完全に一致していますね。
では、月が牡羊座で、金星が獅子座もしくは射手座の場合。
牡羊座、獅子座、射手座は、いずれも情熱的・直観的でハッキリしているタイプの「火のエレメント」なので、タイプ的には似ていると言えますね。
これは一例ですが、どこかに牡羊座的要素がある、という事がポイントです。
また、単純に「○○している時が楽しい!」と感じるのも金星なので、
お互いの金星同士の相性が良ければ、デートの好みも合うと言えるでしょう。
十綺 夕愛
とおきゆあ