苦しい事も幸せの糧にする占星術

【12星座】牡牛座の性格と神話

牡牛座♉️

I HAVE《私は持っている》

 

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★ルーラー

金星

 

★区分

2区分・・女性宮(偶数)

3区分・・固定宮

4元素・・地

 

★基本的性格

  • 感覚的(五感が発達)
  • 慎重
  • 保守的
  • 安定志向
  • 忍耐力がある
  • 努力家
  • 頑固
  • 所有欲、物質志向 
  • 上質なものが好き
  • 拘り強め

 

 

牡牛座は、牡羊座の次の星座です。

牡羊座の外に向けた情熱や行動力を、今度は自分の身体に取り込み、

様々なものに触れることで、自身の感覚を発達させていきます。

人間の一生で例えると、歩き始めの幼児です。

まだ会話こそできませんが、人をまじまじと観察したり

自分の手をじっと見たり、様々なものを口にしたり・・・

自分の経験によって「感覚」を研ぎ澄ませていくのです。

牡牛座が五感が発達しているといわれるのはここから来ています。

自分の感覚を信じているので、頑固にみられることもありますが

自身の身の安心安全を求めるため、冒険をして変化し、

傷つくことを避けているのです。

自身の感覚で気に入ったものはずっと所有したいと考えるので

一度手にしたものを手放すのは、かなり抵抗があります。

そのため、牡羊座のように次々と情熱の対象が変わっていくという事はなく、

これだ!と思った事に関して粘り強く努力できるのが

牡牛座の強みと言えるでしょう。

 

ギリシャ神話

牡牛座には2つの神話があります。

どちらも浮気性「ゼウス」にまつわるお話です😅
 

「牡牛に姿を変えたゼウス」

ゼウスには妻ヘラがいますが、美しいフェニキアの王女エウローペーに恋をしました。

ゼウスは誰にも分からぬよう、

白い牡牛に化けてエウローペーに近づきました。

エウローペーは素直で大人しい牡牛を大変気に入りました。

牡牛にまたがると牡牛は突然走り出し、

そのまま遠くはなれたクレタ島へ、エウローペーを連れ去りました。

そこでゼウスは自分の正体を明かし、牡牛から本来の姿に戻り、

エウローペーに愛を伝えました。2人は愛し合い結婚しました。

子どもまでもうけたと言われています。

 

「ゼウスに姿を牡牛に変えられてしまったイオ」

ゼウスの妻ヘラに仕えている、美しいイオという侍女がいました。

ゼウスはイオを好きになり、それに気付いた妻ヘラはヘラは

イオを牡牛に変えてしまい、アルゴスという100個の目を持つ怪物に

牡牛がゼウスに近づかないように見張らせました。

そこでゼウスは、伝令神ヘルメスにイオを助けるようにしま指示します。

ヘルメスは眠りを誘う曲を吹き、アルゴスは100個の目を閉じ眠ってしまいました。

ヘルメスは剣でアルゴスの首をはね、牡牛のイオは解放されました。

しかし、まずいと思ったヘラが牡牛にアブを送り、

牡牛のイオは逃げ回り苦しみ、海を渡ってエジプトに行ってしまいました。

ゼウスは観念し、妻ヘラに、これからはイオには手を出さないと約束をし、

イオはようやく人間に戻れたと言われています。

 

 

十綺 夕愛

とおきゆあ