苦しい事も幸せの糧にする占星術

天体の役割【月】

 

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今や「太陽」と並んで「月」も、占星術を勉強していない方にも

メジャーになりつつありますね。

「月星座占い」等でご存じの方も多いかと思います🌙

 

【月】

★主な年齢域(強化されやすい時期)→ 0歳~7歳位

 

★公転周期 

→ 29.5日(12星座を29.5日かけて一周する=1つの星座を約2日半で通過)

 

★逆行 → なし

 

★支配星座 → 蟹座

 

★人物 → 母、妻、(一般的な)女性、幼児、市民、大衆、従業員

 

★象徴 → 感情、習慣、物心がつく前の人格、素の自分、本能的・生理的な欲求

 

 

月星座占いでは、よく裏の自分内なる自分‥等と言われてますよね。

それもそのはず、自分では自覚しづらいのがこのです。

でも、周りの人特に家族や親しい人からは、月の部分がよく見えたりします。

7歳位までの幼少期は、まだ物心がついていないので

無意識に繰り返された習慣や、それを受けての印象を、ありのままに吸収していきます。

生きていくために必要な、その人の感情や行動のパターンが形成されていきます。

 

「月」は自然体なので、幼少期から慣れ親しんでいる感情や行動は「安心・安全」であるとします。

そして、それにそぐわないものは危険であるとし、不快感を覚えます。

喜怒哀楽のベースとなる部分と言えるでしょう。

まさにこれは、本能的欲求・生理的欲求といえますね。

 

太陽は能動的で主体的ですが、月は受動的でとてもデリケートです。

そのため、ホロスコープ的に月が強い人は良いかもしれませんが、

万人に対して『月を自分で満たしましょう!!!』と言われても難しい人もいます。

月は基本的に受け身なので、どちらかと言うと他人に満たしてもらう方が理想的です。

 

この受け身で無意識な月を「社会で活かす」というのはなかなか難しいかもしれませんが、

自分の月を認識し、世間と融合させていくことが出来れば、社会生活の中で心の安定が得られるでしょう。

「太陽星座(公の自分)」ではない自分、今までの12星座占いとは違う内なる自分を知ることで、

『自分は12星座占いよりも、月星座のほうがしっくりくる』という人もいるかもしれませんね^ ^

相性の観点からみる「月」

月が脅かされない相性の相手を無意識に選んでいるはず

月は本能的な欲求、生理的な欲求を表すので、それが脅かされると不安になります。

人は、この月の部分=自分の中の最低限の安心安全を満たしてくれる

(もしくは脅かされない)相性のパートナーを、無意識に選んでいると思います。

 

もちろん、これはパートナー選びに限った話ではなく、何にでも当てはまります。

何しろ、本能的欲求・生理的欲求とは、最低限の合格ボーダーラインですからね!

 

相性では、ハードアスペクトよりは、ソフトアスペクトの方が穏やかに過ごせるでしょう。

ハードでも関係が続いてる方はもちろんいますが、別の強い縁があるケースが多いです。

《男性のホロスコープの『月』が表すもの》

男性のホロスコープでは、月は「妻像」を表すので、

月のサイン(星座)=理想の妻像と言われています。

 

例えば、太陽が蟹座、月が射手座の男性の場合、必ず女性が射手座でなければ合わないというわけではなく、

あくまで射手座的な要素があればOKという事です。

同じ火のエレメントの牡羊座や獅子座もアリでしょう。

これはまた長くなるので、別記事でも書こうと思います。

 

 

十綺 夕愛

とおきゆあ